Acoustic Style 2007

ライブレポ

無事"Acoustic Style 2007″が終了した。
場所はご存知金沢文庫の"Blue Moon"
もともと「ひとり4曲歌えます」がポイントだった"アコースティック・ライブ"だが「2曲ずつ参加」「1曲で参加」といった具合に、最終的に「参加費ワリカンライブ」と化した。

まあいいや。
すべての人は平等にマイクの前に立つ権利を有している。
チャンスはなるべく多いほうがいい。敷居は低いほうがいいに決まっている。
フタをあけたら、参加人数は総計14組20人、曲は全部で38曲。曲数は通常の発表会を上回った。
ギターとピアノという二つの楽器を軸にしたライブだったけど、アカペラによる歌謡曲あり、ロックあり、フォークあり、R&Bあり、ゴスペルあり、ナガブチ(あれはひとつのジャンルだと思っている)あり、メルトダウン(?)あり、というバラエティ豊かなイベントとなった。
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トップバッターのForeverがこのライブに参加してくれたのは嬉しかった。音楽を続けることの楽しさと、音楽が「永遠(Forever)」に楽しめることをみんなに伝えてくれる人たちだからだ。
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ちゃっきぃの今回のテーマは「Pure」。白のドレスできめてきた。だけどそのフィーリングはブルージィー。それに観客は圧倒された。「アコースティック・ライブ大好き!」とのこと。
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いちこさんと、結婚されたばかりのみとんさんは、いつもの楽しいコンビレーションを見せてくれた。この後、後半でもそれぞれソロで出演して、可愛らしい歌声を聞かせてくれた。
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みずえさんは落ち着いたピアノ弾き語りを見せてくれた。また歌いたくなったらおいで下さい。
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ゆっちぃには多少のメルトダウンはつきもの。だけど今回は「歌」のステージを見せてくれたと思う。
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チエミは数日前から喉を痛めていたが、彼女の歌の凄さはしっかりと観客に伝わっていた。後でチャーリーさんが絶賛していた。
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前半のトリ。マサトシさんとChiy先生のゴスペル・コンビネーションの凄さには背筋がゾッとした。ストレートに感動した。
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千佐都は物凄い勢いで成長している。考えてみたら初ステージはわずか3ヶ月前だったのだ。新曲も安定した素敵な曲だった。こういうのをあと10曲ほど作ってごらん。いいことあるよ。
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さぉちゃんは初めてのピアノ弾き語りに挑戦。皆が癒された。
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makotoはボケボケのトークをかましながら、ステージを進めていった。彼もまた数々の音楽を吸収しながら成長している。新曲はとても洋楽的な作りだった。千佐都もmakotoも今後どうなるのかがとても楽しみ。
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キタさんの落ち着いたトークは、観客を引き込んでいった。織田哲郎が好きなのは知っていたけど、まさかZARDをやるとは思わなかった。チャーリーさんが使う僕のギターのために、ギターの弦(Everly)を買ってきてくださって、昨日わざわざ教室まで来てはりかえてくれたのはこの人。本当に感謝してます!
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そしてトリのリュウちゃん(ex.The Losebeat)。初登場ながらも抱腹絶倒のMC。いきなり観客を引きずりこんでしまったところが、この人の凄いトコロ。最後を見事にキメてくれた。ちなみにLosebeatの悩みはライブの感想をアンケートに書かせると「MCが面白い」が圧倒的だということ。

参加された皆さん、お疲れ様でした。そして素晴らしい演奏をしてくれたチャーリー野呂さん、菊池まゆ子さんも、お疲れ様でした。

打ち上げはオーソドックスに「白木屋」で大騒ぎ。
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途中から外では雷雨だったけどなんのその。
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さて、明日にでも車でギター荷物を撤収しようと思ったら、なんとBlue Moonは明日は休みとのこと。そこで打ち上げの後、原付で家まで帰って、車に乗りかえて再び金沢文庫へと戻る。夜ならば僕の家からアソコまで10分もかからない。

夜10時30分ごろ、Blue Moonの階段を昇ってゆくと、Jazzのジャム・セッションの音が聞こえてきた。そう、日曜日のBlue moonは夜の19時30分以降はフリー・セッションタイムなのだ。参加費を払えば、誰でもセッションに参加できる。

マスターの石田さんが「お疲れでしょう。ゆっくりしてって下さい」と暖かい声をかけてくれたので、どうせだから本日6杯目(推定)のコーラを注文して、セッションを楽しむことにする。
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考えてみれば今月はいくつライブを体験したんだろう。
7/7 The Losebeat
7/8 59喉
7/8 Misodregs
7/23 Image Concert
7/28 Candle Night In Sakae
7/29 Acoustic Live
7/29 Free Session Time

つくづく自分はイカれていると思う。重度の音楽馬鹿だと思う。
でも馬鹿は馬鹿なりに「この仕事をやっていてよかった」と感じている。

ライブレポ