C’dars の7th Avenue

ライブレポ

ついに先週の半ばについに風邪でダウンしました。
いやあ、しつこかったですよ今年の風邪は。
治りかけたんで土曜日出社したら、また日曜日にぶりかえしました。
どうもこれがピークだったようです。
そして月曜日、風邪薬と栄養剤でドーピングした僕はC’dars(シーダーズ)の鍵盤弾きとして関内7th Avenueに出演してきました。もちろんharuさんとhitomiさんも一緒です。今日ぐらいは自分のバンドのこと書かせろってんだ、というところで自分ライブレポ。

7thも今回で3度目(Pocopensで1回、C’darsで2度目)となりました。

今回は元ダウンタウン・ブギ・ウギ・バンドのギタリストである和田静男さんと対バンさせて頂きました。

我らがC’darsの出番は19時前でした。

この日のセットリストは、
1:Every Breath You Take (オリジナル・アレンジのスカバージョン) – The Police
2:ああ無情 – アン・ルイス
3:このまま二人 – hitomiオリジナル
4:深紫メドレー(Smoke On The Water~Highway Star) – Deep Purple
5:That Old Sweet Roll (Hi-De-Ho) – The City(Carole King)
6:20th Century Boy – T-Rex
という組み合わせでした。
(一番無名と思われるのが「5」。これはCarole Kingが1968年に"The City"名義でリリースした『夢語り(Now That Everything’s Been Said)=一時は入手不可能のプレミア盤でした』に収録されている曲。Blood Sweat & Tearsもカバーしている隠れ名曲です。)

いやぁ~相変わらず選曲に統一性がないですね~。
実は誰もが統一性がないのが好きでして、特定のスタイルを持たないことが逆にこのバンドのスタイルなんだと思います。おもちゃ箱(正確にはCD箱)をひっくり返したような楽しさがあった方が30分飽きませんからね。

僕はこのバンドに入れたことをとても幸せに思っています。

そしてラストは和田静男さん。

ダウンタウン・ブギウギ・バンド(以下DTBWB)の全盛期、僕は確か小学校3~4年生でした。掃除の時間に箒をギターがわりにして「あんたあの娘の何なのさ」をやったものです。
haruさん、hitomiさんに至ってはまだ生まれていません。そして紅白歌合戦に出場したのをテレビで見ています。そんな伝説的な方と共演させて頂いたわけです。

実際の和田さんは、穏やかそうな方で「今年初孫ができました」とMCで言われていたぐらいですから、時間の流れを感じました。DTBWBのイメージからボトルネック炸裂のエルモア・ジェイムスかピーター・グリーン(Fleetwood Mac)っぽいBluesを予想していたら、ハードボイルドな「70’s風ヨコハマBlues」でした。そして実際に「Yokohama Honky Tonk Blue」もやってくれました。最後にはCreamの「Crossroads」もやってくれました。
「ボトルネック炸裂」というのは「スモーキン・ブギ」のイントロがそうだと思っていたんです。実際の和田さんはこれを指で弾かれていました。

今回は和田さんのバックバンドにC’darsのドラムスの番長、友希ちゃんの反町"No Border"出演の際にもお世話になったノブさん(今度Spring Live 2010にも初登場です)がベースという組み合わせでした。

ノブさんと番長とは2度目の共演ですが「夫婦なんじゃないか」と思うぐらい二人の息がピッタリで、アイコンタクトもせずにピッタリとあわせてくる。これもまた凄かったです。

というわけで体調も体調なんで、打ち上げも遠慮して帰宅後はバタンキュー。
その後、昏々と眠り続けてようやく完全に復活しました。今日は職場でDTBWBの当時の映像を流したりしていました。当時の映像でも和田さんはボトルネックを使わずに「スモーキン・ブギ」を弾いていました。haruさんもhitomiさんも当時の和田さんの若々しさに驚いていました。誰だって最初からオヤジなんじゃないわけですから当然と言えば当然なんですけどね。でも和田さんはとてもいい感じに年を取られているなと思いました。

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