喫茶ソワレとカフェ・アンデパンダン
京都のお店を2軒ほど紹介。
【喫茶ソワレ】
木屋町の高瀬川に面してある喫茶店。
1948(昭和23)年創業というから、もう60年になる。
蒼色に統一された照明が幻想的なこの店。京都に住んでいる頃から好きな店だった。今日はカミさんが友人たちと飲みに行っている間を狙って子供たちと行く。
お気に入りはコーヒーゼリー。
画像じゃさっぱりわからないけど、コーヒーの中に氷のように見えるのがゼリーだ。
スプーンでゼリーをすくって食べるのがフツーなんだろうけど、
ストローでゼリーをチュルっと吸い込むのが楽しい。
ゼリーとコーヒーとが両方楽しめる。
子供にこの食べ方を教えたら、
「ちゃんとスプーンで食べなさいよ」と怒られた。
いいじゃん、いいじゃん、ぷっぷくプー
かくして木屋町の夜はふけてゆく.....
喫茶ソワレの住所 : 京都市下京区西木屋町通四条上ル
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【カフェアンデパンダン – cafe independent】
京都に住んでいた頃は毎日新聞の京都支局だったこのビル。
今は「京都アートコンプレックス 1928」というビルに生まれ変わっている。日々さまざまなアーチストによるさまざまなスタイルのギャラリーが展開されている。ちょっと上のギャラリーものぞいたけど、いかにもアーチストトでございという方々が、一生懸命自分の作品を並べていた。
喫茶ソワレの後、カミさんとその友人たちと再開、いっしょにここに入る。
地下のお店に降りて行く階段はこんな感じ。
一見牢獄に向かう階段のようだけど....
実際には床下にこんな装飾があったり、壁際には所狭しとフライヤーが貼られている。
店舗入口。改装した痕跡が全くない。というか廃墟に近い雰囲気。
外部からの明かり取り窓が天井際にあるため、爆風が吹きぬけた後の地下防空壕のような印象すら受けた(実際そんな場所に出くわした経験はないんだけどね)。
店内には大きな木製のテーブルがずらっと並んでおり、基本的にセルフサービス。一人で勉強している人、読書している人、団体でワイワイ騒いでいる人、恋人同士、親子連れ....
このビルにせよ、このお店にせよ、混沌としている。こんな「何でもアリ感」や「レトロとモダンの融合」というのが京都のもうひとつの側面だったりする。
店内は相当混雑していたので、ビシバシ写真を撮影する雰囲気じゃなかった。
店内の雰囲気は公式サイトでどうぞ。
カフェアンデパンダンの住所 : 京都市中京区三条通御幸町東入
ディスカッション
コメント一覧
昨年夏、娘と京都に行ったときに、「ソワレ」行きました。
娘はすごく気に入ったようです。
京都は雰囲気のある喫茶店残っていますね。
こっちでは、スタバとかドトールにかわってしまっているけど。
多分、この夏京都に行くときにも、訪れるのだと思います。
この青い店、雑誌だったか旅番組だったかで紹介されているのを最近見た気がします~(どっちだったかは忘れたけど)。出される食べ物も、青い光の中で見るとなんだか別のもののように見えますよね。普通の明るい光の下に持ち出したら味気なくなってしまいそう(笑)このレトロ感に囲まれながら、幻想ゼリーを味わってみたいです♪
>「ちゃんとスプーンで食べなさいよ」と怒られた。
↑ 言ってる姿と言われた姿を想像したら、かなりツボに入った!腹が割れそうです
>リンパ
行きましたか。さすが京都好きだけあります。この街は会話より雰囲気が楽しめる喫茶店が多いのは事実。イノダみたいに観光地になってしまっている老舗もあるけどね。
今度は「ソワレ」から南、四条をわたったところにある「フランソア」に是非行ってみて下さい。
>羊子さん
キッチュな原色むき出しのゼリーが沢山入ったメニューもあるんだけど、そこは青い店内、画像ほどに暗くはならないけれど、独特の雰囲気の中ではお上品に見えますよ。
ぜひ一度行ってみて下さい。
>カミム
えっへん、最近はじょじょに権威が失墜しているのだ。
いいじゃん、いいじゃん、ぷっぷくプー~
まるちゃんギャグ炸裂!
喫茶店めぐりいいですねえ~私もスターバックスみたいな「カフェ」よりも金沢文庫ユニーにあるみたいな古びた「喫茶店」の方が好きです。
>Tちゃん
名セリフだと思います(笑)
喫茶店の独特の古びた雰囲気ならば、ソワレはドンピシャだと思います。東郷青児の絵が飾ってあるのもナイスです。そうですね。上大岡ならば「駅馬車」がオススメかも。