「今日の一曲」11月まとめ

11月になってからFacebookで「今日の一曲」というシリーズを始めた。
毎日ではない。気まぐれやその日その時の感情や気分で、好きな曲を流している。
なるべく狭いジャンルにとらわれずに流してみたいと思っている。
でもきまぐれでやめてしまう可能性もあるし、こっちでやり始める可能性もある。

だけど、いちいち楽曲に耳を通さなくちゃいけないわけだから、
読む人にとっては「余計なお世話」だと思う。
音楽には好き嫌いもあるので「いいね」を押すにも躊躇する人もいるだろう。

自分が好きな曲をただ並べているだけですから無理して聞かないでいいです、いいです。
「いいね」押さないでもいいです、いいです。コメントもいいです、いいです。
時折FacebookのBGM替わりに使ってくれたらいいです、いいです。

というわけで11月に流した曲のまとめ。

11月7日
【Randy Newman 「Louisiana 1927 (1974)」】
1927年のルイジアナ大洪水を描いた作品。

11月8日
【Andy Mori 「1984(2010)」】
昨年リリースされたandymoriの名盤「ファンファーレと熱狂」より。

11月12日
【和田多聞「浮浪雲(2010)」】
いい音楽というものは決してショーケースの中にあるのではなく、思いもかけないところにあるのだと感じた一曲です。

11月20日
【Van Morrison & The Chieftains「Shenandoah (1988)」】
秋の夜長の1曲。この「シェナンドゥ」はアメリカのトラディショナル・ソングなのですが、ここではアイルランド出身のヴァン・モリソンとアイリッシュ・トラッドのザ・チーフタンズが共演しています。あるいはこの曲のルーツがケルト・ミュージックにあるのかもしれません。

11月23日
【立川談志「大失業時代 (2003)」】
「アメリカ」のカップリングですが、僕はなぜかこっちの方が好きです。

11月25日
【Procol Harum「Pilgrims Progress (1969)」】
我々は18世紀の音楽家としてモーツァルトのことは知っていてもアントニオ・サリエリのことはよく知りません。
時が経つにつれて1960年代という時代のビートルズの事は知っていても、プロコル・ハルムの事を知る人は少なくなってゆくと思います。
そんなプロコル・ハルムと言えば「青い影」が有名ですね。
ところがこの曲は「Salty Dog」という隠れ名盤のラストに収録されているだけで、別にシングルカットされたわけでもヒットしたわけでもありません。
いずれ歴史から忘れ去られてゆく運命を持った名曲だと思います。秋の夜長にどうぞ。

11月29日
【くるり&小田和正「ばらの花 (2007)」】
先日京都に日帰りで行った際、タクシーで梅小路公園の前を通りました。洛西方面までタクシーに行くには、この公園に面した七条通りが抜け道でもあり近道でもあるんです。
そうしたらくるりのこの曲を思い出しました。彼らはこの公園で毎年「京都音楽博覧会」を主催しているのです。
「ばらの花」は、2001年にアルバム「TEAM ROCK」の先行シングルとしてリリースされました。くるりの岸田繁が生み出した稀代の名曲だと思います。
ここで聞ける「ばらの花」は、そんな「京都音楽博覧会」で小田和正と共演した際のバージョンです。
2008年リリースのシングル「さよならリグレット」のカップリングとして収録されました。

なんかこうやって並べてみると、だんだん自分のコメントが長くなっている。
いかんいかん。短くしなきゃ、短くしなきゃ。