Winter Live 2011

ライブレポ

11月27日に開催された"Winter Live 2011″が無事終了!皆さん、お疲れ様でした。

今回はちょっとかわった視点から書いてみます。

【照明】
今回のかほちゃんの照明、いかがだったでしょうか?
僕はベストな照明だったと思います。
彼女は毎回そうなのですが、ライブで歌われる全曲を事前に聞いて「どういう色彩がいいか?」とか「どういう点滅にしたらいいか?」とかをプランニングしてきてくれるのです。
今回はそれがとてもよくできていて、曲のはじまりのタイミングでの点灯とか、曲の終わりのフェイドアウトとかが、とてもよくできていたと思いました。
ビデオカメラを撮影していると、とてもそれがよく感じられます。今回はとても撮影しやすい照明でもありました。
とりわけニャンコ先生の「蝋人形」の冒頭のせりふのシーンではいい絵が撮影できたと思います。
ただし、かほちゃんは来年の4月には就職しているので、もしかしたら次回の照明の参加は難しいかもしれない。
そう考えると、今回の出演者はとてもおいしかったと思います。

【撮影】
最近感じているのは、ビデオ撮影とカメラ撮影を両立させるのが難しいということです。
ビデオは継続的に撮影が必要です。一方カメラは瞬間瞬間を切り取ります。
これって相反することなのです。
じゃあ、どちらかに専念すればいいのですが、なかなかそうもゆきません。
たとえばゆっちいに「宗さんは、私のステージを一番よくわかってビデオ撮影してくれている」と言われたことがあります。
言葉は悪いですが、ゆっちいの撮影に心掛けていることは「つきはなすように撮る」です。
一瞬、彼女の表情(心)に駆け寄ろう(ズーム)しようとしてもアップにはしない。
一定の距離を置くことで、彼女の作りだした世界を侵食しないように撮影するわけです。
ただ、今回は今までと曲の雰囲気も違うし踊りのない曲だったので、かなりアップ気味に撮影してみました。
これは23回以上彼女のステージを撮影してきた人間だけが気づくことです。
ちなみに喉の撮影のコツは「うっとおしいような構図で撮る」です。これが彼の音楽を引き立てます。
一方、カメラだとどうしても撮影の構図が画一的になりがちですが、最近はコチラにハマっています。
「これじゃあいかん」と、今回はド素人の夛田ちゃんに2割ほど撮影お願いしてみました。
どんな絵が撮れているかは見てのお楽しみ。

【弾き語り】
今回のライブの特徴は「弾き語り」の多さでした。
別に普段弾き語りをやっている参加者が増えたということではありません。最初はバンドやカラオケをバックに歌っていた方たちが、弾き語りに挑戦するようになった、ということです。決してピアノを以前から習っていたわけではなく、新たに挑戦した方もいる。
こうしたライブを目標に練習してきた人もいる。そういう人が今回は14人と一挙に増えた感じでした。
いや、別に弾き語りだけを推奨しているわけではありません。
しかし...何かその人その人の「内なる音楽」が次のステップへ目覚めてゆくプロセス....それにはいろいろな形があるわけですが....演出にこったり、笑いととったり、選曲の妙で攻めたり....そんな中のひとつとして「弾き語り」を選ぶようにな人が急に増えたという現象が面白かったのです。
ちなみに、僕はバンドで出演してみたいクチです。ただ僕の歌いたい曲はバンドスコアが存在しないので、採譜の依頼が必要です。

【Angelo】
今回、配慮に感謝したいのがAngeloさん。
会場の入口の扉が修復されているのに気付いたでしょうか?
ビデオカメラのもろ右手にある扉はたてつけが悪いようで、毎回「ギギギギ」に悩まされていました。
今回、会場をお借りするにあたって「修理して頂けるとありがたい」とお伝えしたところ、修理となったのです。
あの「ギギギギ」は「蝋人形の館」のSEとしては使えたのですがね。

今回の参加者は45名。総計41曲が歌われました。もっと大勢の方に出ていただきたいのはやまやまですが、
このあたりのバランス調整は本当に難しいところです。

最後に献辞。
出演してくれた皆さん、ありがとうございました。
観に来て下さった84名(だったかな)のお客様、ありがとうございました。
受付を担当してくれた喉、JUNYA、ココちゃん、こじこじ、ありがとうございました。
セッティングサポートを担当してくれたリュウちゃん、ありがとうございました。
そのほか、見えないところでお手伝いしてくれた皆さん、ありがとうございました。
吉野ユウヤさん、藤本真也さん、佐藤とーるさん、大塚孝之さん、ありがとうございました。
照明かほちゃん、PA井倉さん、Angeloのスタッフのみなさん、ありがとうございました。

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