Mack & Boogies、Mr.Wilson at 石川町音小屋

ライブレポ

さてさて、ヌッキー@リュウちゃん。
今度は石川町の音小屋で"British Night"ということで、Mr.WilsonのJohn担当として出演だ。
Mr.Wilsonとしてのライブは多分11月のLennon House以来。そして横浜でバンドライブを行うのは2年半前の関内Lazy Bone以来だと思う。

今回の企画はMack & BoogiesのMacさん。The Rolling Stonesが大好きなMacさんがホワイト・ブルースとR&B、いっぽうThe BeatlesのトリビュートバンドであるMr.Wilsonが同時代のビートロックというこで、1960年代のブリティッシュ・ロックの対極の音楽が楽しめる。だから"British Night"というわけ。音楽的には僕のストライクゾーンなんで楽しみだった。
同行して下さったのは栞のお二人、そしてISAO氏。
そしてニャンコ先生の姿も。そんな先生は職場がすぐソバ。
音小屋は始めて行ったけど、店内はマジで満員。客席に座れないので、バーのカウンター内に入って、レジ後ろから観るという状態。

まずはMack & Boogiesがプレイ。
細かいセットリストは忘れてしまったけど、
The Rolling Stones
・Honky Tonk Women
・Satisfaction
・Jumpin’ Jack Flash
Cream
・Crossroads
Graham Bond Organisation (のバージョンに近い)
・Hoochie Coochie Man
などをプレイ。

いいね~。何がどうのこうのじゃなくて、この時代のホワイト・ブルースやR&B系の音は無条件に大好きだ。ドラムの人が物凄いプレイなんで、あとで尋ねたらマジでプロの方だった。

そしてお次はMr.Wilson。
メンバーは
George – Large飯島(上大岡Streetにも観に来てくれた方。ヌッキー氏の長渕ライブの時にサポートもしていた)
John – Nucky竜
Paul – James坂尾 (ヌッキー&JamesのJames)
Ringo – Mucchey 村田 (普段はJames氏と"Jacaranda"で活動)

・From Me To You
・All My Loving
・No Replay
・Baby’s in Black
・Hard Day’s Night
・Can’t Buy Me Love
・Roll Over Beethoven
・Love Me Do

・And I Love Her
・Day Tripper
・Birthday
・Don’t Let Me Down
・I Wanna Be Your Man
・I Saw Her Standing There
・Twist and Shout
・I Want To Hold Your Hand
・She Loves You
・Long Tall Sally
の18曲。

音小屋というと、ブルース系のライブハウスの印象が強いし、実際に先月に栞さんと共演した富井誠司さんなども、コテコテにシカゴ・ブルース畑だ。ホワイトだけど「そっち方面」のMacさんはともかくとして、Beatlesのコピバンだとお客さんの反応はどうなんだろう?まさか殴り合いにならないよね、とか思っていたのだけど、たまたま来店していた見知らぬお客さんに至るまで、異様に盛り上がっていた。"Birthday"もリフの合いの手に「ハイ・ハイ・ハイ・ハイ」なんて入れている。
何て言うのか、終始異様な盛り上がりをみせるライブだった。
それと個人的には観客側のMacさんのボケとリュウちゃんのツッコミには楽しませてもらった。

Mr.Wilsonっていうバンドは、それぞれが別に音楽活動をしていて、そんな中で活動している。そっくりコピバンという張りつめた感じがなくて、どこか気軽なノリでやっている。きっとビートルズの演奏ならば針の先まで知っている僕みたいな「うるさい」人だらけの「ホーム」ではなくて「音小屋」でのライブというのもあるんじゃないかと(笑)。それでありながらテクニックはあるわけで、そういうところが見知らぬお客さんでも引きずり込んでしまうんだろうと思った。

そんなライブの打ち上げはThe Paul Butterfield Blues Bandの"East-West"(!)が流れる店内で終電ギリギリまで行われた。

Macさん、この企画またやってください!

ライブレポ