虹の彼方に

教室事件簿

キタさんがボブ・ディランの面白い記事が掲載された雑誌を持ってきてくださったので、コンビニへ行ってコピーしようと思い立つ。

外に出ると、いかにもアヤシゲな黒雲が上大岡の空を覆いつくそうとしていた。どうも一雨きそうな雰囲気。

足早にコンビニへと赴き、コピーしはじめる。全部で16枚。ところが、あと2枚という所で土砂降りの大雨となった。

借りた雑誌だから、キタさんのレッスンが終わるまでには帰らなきゃいけない。普段、傘というものが大嫌いな僕は、ちょっとやそっとの雨でも傘をささないのだが、ヒトサマの雑誌を濡らすわけにもゆかない。

結局傘を買うことにする。いいや、教室の置き傘にでもするさ。
ところが、レジで財布を出そうとした時、何気なく片手に持っていた飲みかけの「紅茶花伝」をレジの横に置いたのが運の尽きだった。すると店員さんが瞬間的にそれを取りあげてバーコードを通そうとした。
「ちょっと待った!!」と。叫んだが、間に合わなかった。

缶の中身はこぼれおちてレジの上に飛び散ったのだった....

教室に戻って一時間もしたら、空は晴れ上がって、こんなキレイな虹が出た。
虹

ねえ、虹さん、虹さん。
話はかわりますがね...
虹の彼方に3人目のインストラクターはいないもんでしょうか?
それとアコースティックライブ(仮称)のいいプランはないでしょうか?

教室事件簿